の四季
暗室の製作 6月13日
6月13日現在
暗室はほぼ95%完成した。
細かな改良や克服しなければならない大きな問題などを残してだけれど。
それらは今後使いながら徐々に克服していく他ない。

そんな6月13日の午後のこと
北海道 札幌のフジフィルムでダイレクトプリント(RPプリント)を焼かれていた先輩から電話をいただいた。
この電話によると、
なんと北海道ではダイレクトプリントをしなくなるらしい!
ついに、フィルムから直接プリントすることが
この北海道内でできなくなるという。

しかも、6/23日からフィルム現像も値上げである。
フィルムを使っていく者にはなんとも厳しい連絡である。

こういった厳しい連絡を受けて
丘のうえの小さな写真館の暗室は船出することになる。
運命なのか、何なのか
決して順風満帆ではない。

しかし、自分が信じることがあって
それを見極めたいという思いがある限り
僕はこのまま前進していかなければならない。
6月13日現在暗室風景。
95%完成くらい。
明日か明後日中に
第一号のプリントを制作して
北国通信の第131号として送る予定。
暗室奧から全景。
手前にある黒く小さめの引伸機は
この冬に、カメラショップ富士の社長の福島さんからいただいたもの。
彼は何かと応援の手を差し向けてくれる。
暗室のメイン電気はシャンデリア。
しかも、蛍光灯タイプなので、電気代がかなり安い。
明治の栄華を彷彿とさせる雰囲気。
え?暗室にもったいないですか?
暗室ランプをともした感じ。
暗室と併設するのが
かねてからの夢であったミクロの世界の撮影。
かつて大学時代…
僕は顕微鏡の写真撮影を卒論などでやりたかった。
しかし、そうした思いは
講座の思惑のために却下された。

そうした悔しさを思い潜めて15年。
ようやくミクロの世界へのスタートが切れる。
それを可能にしてくれる場所は
上の写真にあるたった180cm×53cmの小さなスペース。
これだけありさえすればやれたのに
いままではたったこの場所さえぼくにはなかった。

ミクロのこと、発生学のこと、浮遊生物学のこと…
いろんな世界へ多岐に渡るミクロの探検は本当に楽しいだろう。
胸が高鳴る!

暗室により、白黒プリントを制作すると同時に
その水場を利用してミクロの探検という
副産物まで得て、
丘のうえの小さな写真館の暗室はスタートする。
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